特別な日に、ふたりで選ぶリング。
けれど最近では、日常の中でさりげなく身につけられる“ペアリング”を探す方も増えています。
「ペアリングが欲しいけど、どんなデザインがいいか分からない」
「ハイブランドって敷居が高そう…」
そんな風に迷ってしまう方も、きっと少なくないはずです。
ペアリングは、ふたりの関係をカタチに残す大切なもの。
だからこそ、自分たちらしい一本をじっくり選びたいですよね。
そこで本記事では、各年代ごとに似合うハイブランドのペアリングを厳選してご紹介します。
この記事の目次
ペアリングを贈る意味とは?
ペアリングとは、ただお揃いの指輪をつけるということ以上に、“ふたりの想い”をカタチにする特別なジュエリーです。
特別な日だけでなく、ふとした日常のなかでも、その存在が気持ちを温かくしてくれる…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
ここでは、改めて「ペアリングが持つ意味」について、見つめ直してみましょう。
愛情・約束・絆の象徴としての意味
ペアリングは、「あなたといる毎日を大切に思っています」という気持ちを伝える、さりげないけれど確かな証です。
誕生日や付き合った記念日、プロポーズや入籍など、ふたりの大切な瞬間に、そっと寄り添う存在になってくれます。
リングに込める想いとタイミング
「付き合って1年経ったから」「遠距離になる前に気持ちを形にしたい」——
ペアリングを贈るタイミングは人それぞれですが、その背景には必ず“ふたりなりの想い”があるはずです。
リングを見るたび、その時の気持ちや表情まで思い出せる。
そんな“記憶と想いを込めたアイテム”として、ペアリングを贈る価値は十分あります。
贈るときに大切にしたいポイント
贈る側として大切なのは、「相手の好みに寄り添うこと」と「気負わず素直な気持ちで渡すこと」。
サプライズも素敵ですが、一緒に選びに行くプロセスも大切な思い出になりますよ。
失敗しないペアリングの選び方【初心者向け】
「一生使えるようなペアリングが欲しいけど、どう選べばいいかわからない…」
そんな方のために、初心者向けに選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。
デザインの選び方(シンプル or 華やか)
- シンプル派:細身のバンドタイプ、マット加工、ワンポイントの彫りなど
- 華やか派:ダイヤ入り、ツイストデザイン、コンビ素材(K18×プラチナ)など
普段使いしやすく飽きのこないデザインをベースに、少しだけ個性をプラスするのがおすすめです。
素材の選び方(プラチナ・K18など)
- プラチナ:高級感と変色しにくい耐久性が魅力。結婚指輪との相性も◎
- K18ゴールド:肌なじみの良さと、カラー展開(イエロー・ピンク・ホワイト)の豊富さが魅力
- コンビ素材:異なる素材を組み合わせたモダンな印象
長く使うなら「手入れのしやすさ」や「変色しにくさ」も意識しましょう。
価格帯の目安とバランスの取り方
ハイブランドのペアリングは、デザイン・素材・ブランドによって価格帯に大きな幅があります。
シルバー素材や細身のモデルであれば10万円台から購入可能ですが、ゴールドやプラチナ、ダイヤモンドがあしらわれたモデルは、1本あたり20万円〜40万円以上のものも珍しくありません。
価格だけにとらわれず、おふたりにとって“これだ”と思えるデザインや意味を重視して選ぶことが、何より大切です。
年齢別におすすめしたいペアリングスタイル
年齢によって、ファッションの好みやジュエリーに対する価値観は少しずつ変化していくものです。
「初めてのペアリングを探している」「記念日をきっかけに選び直したい」など、選び方の基準も人それぞれ。
ここでは、20代・30代・40代の方に向けて、それぞれのライフステージに寄り添ったペアリングスタイルをご紹介します。
20代向け|“憧れのハイブランド”を身近に感じられるペアリング
「ハイブランドは高価すぎるのでは…」と思われがちですが、実は20代でも選びやすいエントリーモデルはたくさんあります。
素材はスターリングシルバーやセラミックなどでも、ブランドとしての信頼性やアイコニックなデザインを十分に楽しめます。
まずは“ふたりの記念にふさわしい一本”を見つけることで、これからジュエリーを楽しむきっかけにもなります。
30代向け:ライフスタイルに寄り添う“上質シンプル”
仕事、結婚、出産など、ライフステージの変化が多い30代では「長く使える」「日常使いできる」ことが重要な選びのポイントになります。
プラチナやK18などの耐久性のある素材、指に馴染む細身のデザインは、ビジネスシーンでも違和感なく着用できます。
将来の結婚指輪や節目のジュエリーとの重ねづけを意識しながら、今の自分たちにちょうどいい上質さを選ぶのがおすすめです。
40代向け:記念性・存在感を重視した“大人の本物ペア”
経験を重ね、ジュエリーに対する「価値」や「想い」を大切にしたくなる40代には、自分たちらしいこだわりを込めたペアリングがおすすめです。
重厚感のあるデザインや、彫りや素材にストーリー性のあるリングは、人生の節目にふさわしい特別な存在になります。
あらためて一緒に選ぶ時間を持つことで、そのリングに込められた想いがより深く感じられることもあるでしょう。
50代以上向け|人生を語れる“特別なジュエリー”
長年の歩みを経た50代以上のカップルには、その時間を映し出すようなリングが似合います。
素材の重厚さや、ブランドが培ってきた歴史、手仕事の温もりが感じられるデザインは、指元に確かな存在感を与えてくれます。
これまでの人生を振り返りながら、これからの時間に寄り添ってくれるような一本を選ぶのも素敵な選択です。
ペアリングにおすすめのハイブランドリング12選
ここからは、年代別におすすめのハイブランドリングを12点ご紹介します。
ライフスタイルや好みに合わせて選びやすいよう、20代・30代・40代・50代以上の4つの年代に分けてまとめました。
※ここでご紹介するリングは、年代別におすすめの傾向をもとに分類していますが、あくまで目安です。
年齢にとらわれず、自分の価値観やスタイルに合うリングを選ぶことが何より大切です。
「これが私たちらしい」と思えるリングを、ぜひ自由に見つけてください。
20代におすすめのハイブランドリング
トレンド感と個性を大切にしたい20代には、ファッション性や遊び心を感じさせるデザインがおすすめ。
カジュアルなコーディネートにも馴染みやすく、それでいて上質感のあるハイブランドを選びましょう。
グッチ アイコン リング
GGロゴを刻印した、グッチらしい遊び心が光るデザインです。
シンプルな形状がスタイリッシュな雰囲気を演出します。
記念日や節目の贈り物にもふさわしい一本です。
ティファニー Tワン リング
大きな“T”を大胆に配置した、ティファニーならではの力強いシンボルが際立つリングです。
直線的なフォルムは、モダンでありながら凛とした美しさを演出します。
ひと目でブランドを感じさせる存在感があります。
ティファニー アトラス リング
ローマ数字が大胆に刻まれたタイムレスなデザインで、ふたりの“時間”を象徴するロマンティックな一本。
立体的な構造が手元にほどよい存在感を与えてくれます。
記念日のプレゼントにもおすすめです。
クロムハーツ シルバー リング
重厚感と彫刻的なデザインが特徴のクロムハーツのシルバーリングは、個性を大切にしたいふたりにぴったり。
特に「スペーサー リング」や「エタニティ ヴァイン バンド リング」は、ペアでも人気の高いデザイン。
日常のカジュアルにも馴染む、ファッション性の高い一本です。
30代におすすめのハイブランドリング
キャリアやライフスタイルが安定してくる30代には、日常に馴染みつつも、自分らしさを表現できるリングがおすすめ。
上質でありながら、肩肘張らずに使える一本を選びましょう。
カルティエ ラブ リング
ビスモチーフが特徴の“愛を固定する”というコンセプトで世界的に支持されるアイコニックなリング。
無駄のない美しいフォルムと、指にしっくり馴染む厚みも魅力。
ペアでつけると、より絆を感じられる一本です。
ブルガリ B-zero1 リング
螺旋状のフォルムと彫刻的なロゴデザインが融合した、ブルガリの代表作。
指にボリューム感をもたせつつ、ユニセックスで洗練された印象に仕上がります。
個性と普遍性を兼ね備えたデザインは、長く愛用できる一本です。
エルメス シェーヌダンクル リング
アンカーチェーン(錨鎖)からインスパイアされた、連なりのあるモチーフが特徴のリングです。
無骨さと優雅さが共存するフォルムは、男女問わず高い支持を集めています。
さりげない主張が、大人のペアリングとしてぴったりです。
ティファニー Tトゥルー ナロー リング
幾何学的に構成された“T”モチーフが連なり、ミニマルながら視線を引きつけるモダンなデザイン。
主張しすぎず、それでいてしっかりと印象を残せる絶妙なバランスが魅力です。
スタイリッシュなペアを目指す方にぴったりです。
40代におすすめのハイブランドリング
落ち着きと洗練を兼ね備えた40代には、「タイムレスな美しさ」と「個性」が両立したリングが似合います。
上品な存在感を指先に添えることで、日常にもさりげない華やかさをプラスできます。
シャネル ココクラッシュ リング
ブランドを象徴するキルティングをモチーフにしたデザインは、クラシックながら今っぽさも備えた絶妙な仕上がり。
滑らかな光沢感が指元を美しく見せてくれます。
控えめに主張したい大人のペアにおすすめです。
ブシュロン キャトル クラシック リング
異素材・異モチーフを繊細に重ねた多層構造が特徴で、1本に凝縮された職人技と個性が光る逸品。
ほどよい重厚感とアート性は、特別な記念リングとしても人気。
色違いや幅違いで揃えると、ふたりだけの個性がより引き立ちます。
カルティエ ジュストアンクル リング
釘をモチーフにした斬新なデザインが、カジュアルな日常にもラグジュアリー感を添える存在感。
直線と曲線の絶妙なバランスが、都会的なセンスを演出します。
シンプルながら他とは被らない個性派ペアにおすすめです。
50代以上におすすめのハイブランドリング
本質的な価値を重視する50代以上の方には、クラフツマンシップやストーリー性のあるリングがよく似合います。
長い人生を共に歩んできたふたりにふさわしい、格と深みを感じるデザインを選びましょう。
フレッド フォース10 リング
ヨットのケーブルとシャックル(留め具)をイメージしたデザインが特徴的な、マリンテイストが印象的なリングです。
個性と軽快さを兼ね備えた印象で、アクティブなライフスタイルにもぴったりです。
上質さと遊び心のバランスを大切にしたい方におすすめです。
ブルガリ トゥボガス リング
チューブのように巻かれたメタル構造が印象的な、工業美を感じさせるデザイン。
クラシカルな雰囲気とモダンな個性が共存し、指元にしっかり存在感を与えます。
大人の余裕と力強さを表現したい方におすすめです。
ブルガリ セルペンティ リング
ヘビをモチーフにした独創的なデザインが、神秘的でエレガントな印象。
滑らかな曲線と艶のある質感が、知性と色気を感じさせます。
一生ものの存在感を求める方におすすめ。
ペアリングに関するよくある質問
Q. ペアリングはどの指につけるもの?
A.ペアリングは基本的に左手の薬指につける方が多いですが、特別な決まりはありません。
右手や中指につける方もおり、ふたりにとって心地よいスタイルを大切にするのが一番です。
Q. ペアリングは毎日つけても大丈夫?
A.基本的にはプラチナやK18素材であれば問題ありません。
ただし、入浴・料理・運動時などは外すことで長持ちします。
Q. お互いの好みが合わないときは?
A.「同じブランド」「素材だけ揃える」など、完璧に揃えなくてもペア感を演出できます。
大切なのは“ふたりが納得して選べるか”です。
まとめ|ふたりにぴったりのペアリングを見つけよう
どのリングも、それぞれのブランドらしさが光る魅力的なデザインばかりで、価格帯や素材、雰囲気も多彩です。
大切なのは、お互いの好みや価値観に合う一本を選ぶこと。
ぜひこの記事を参考にしながら、ふたりにとって特別な意味を持つペアリングを見つけてみてください。
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