カルティエのトリニティリングは、長年愛され続けるブランドのアイコンジュエリーの一つです。
3色のゴールドが絡み合うデザインは、シンプルでありながら洗練された印象を与え、幅広い年代の方に人気があります。
とはいえ、トリニティリングにはSM・MM・LMの3種類の幅があり、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、通常の指輪とは着け心地が異なるため、サイズ選びに失敗しないためのポイントを知っておくことが大切です。
そこで今回は、トリニティリングの3種類のサイズ(幅)の違いや、それぞれの特徴、選び方のポイントを詳しく解説します。
自分にぴったりのトリニティリングを見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
カルティエ トリニティリングとは?
カルティエの「トリニティリング」は、1924年に誕生して以来、長年愛され続けているジュエリーの名作です。
ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの3色のリングが絡み合う特徴的なデザインは、愛・友情・忠誠を象徴しており、多くの人に支持されています。
シンプルでありながら洗練されたデザインは、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルにマッチします。
特に、重ね付けや他のジュエリーとの組み合わせがしやすいため、日常使いから特別なシーンまで活躍するアイテムです。
トリニティリングのサイズ(幅)とは?号数との違いに注意
トリニティリングには、幅の異なる「SM・MM・LM」の3種類が展開されています。ここでいう「サイズ」とは、指輪の号数ではなく、リングの幅を指しています。
同じ指の号数(例えば10号)のリングでも、リングの幅が広くなるほどタイトに感じることがあります。
そのため、通常のリングサイズと同じ号数を選ぶと、MMやLMは少し窮屈に感じる場合があるので注意が必要です。
本記事では、トリニティリングの幅ごとの特徴を比較し、適切なサイズ選びのポイントについて詳しく解説します。
トリニティリングの3つのサイズ(幅)の違い
トリニティリングは、SM(スモール)、MM(ミディアム/クラシック)、LM(ラージ)の3種類があり、それぞれのデザインや着け心地に違いがあります。
以下で詳しく比較していきます。
※ 現行モデルとヴィンテージ品では、リングの幅にばらつきがあることがあります。
ヴィンテージ品は、過去の仕様変更や長年の使用による摩耗の影響で、現行品と比べて幅が異なる場合があります。
この情報は、あくまで目安として参考にしてください。
SM(スモール)|華奢で繊細なデザイン
幅:約2.5mm~2.8mm
繊細で上品な印象
単体でも美しいが、他のリングと重ね付けもしやすい
指が細めの方や、華奢なジュエリーが好きな方におすすめ
SMサイズは、カルティエのトリニティリングの中で最も細く、華奢な印象を与えます。
軽やかでさりげないデザインのため、手元にさりげなく輝きを添えたい方や、シンプルなジュエリーを好む方にぴったりです。
MM(クラシック)|バランスの取れた定番サイズ
幅:約3.2mm~3.5mm
最もスタンダードで人気のサイズ
幅が細すぎず太すぎず、バランスが良い
1本でも存在感があり、日常使いにもフォーマルにも適している
MMサイズは、トリニティリングの中で最も定番で、人気が高いサイズです。
細すぎず太すぎず、適度な存在感があるため、どんなシーンでも使いやすいのが魅力です。
LM(ラージ)|重厚感のある存在感抜群のサイズ
幅:約4.4mm~5.2mm
3種類の中で最も幅が広く、ボリューム感がある
1本でコーディネートの主役になる
指が長めの方や、しっかりとしたデザインが好みの方におすすめ
LMサイズは、トリニティリングの中で最もボリューム感があり、重厚感のあるデザインです。
幅がしっかりとあるため、1本だけでも十分な存在感があり、コーディネートのアクセントになります。
トリニティリングのサイズ(幅)選びのポイント
トリニティリングを選ぶ際には、リングの幅によるフィット感の違いや、指の形との相性を考慮することが重要です。
特に、着け心地に影響する要素として「幅によるフィット感」「指の形との相性」「着用シーンに応じた選び方」が挙げられます。
ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。
リング幅によるフィット感の違い
一般的に、リングの幅が広くなるほど指に密着し、タイトに感じやすくなります。
これは、リングの接触面積が増えることで、圧迫感が強まるためです。
SM(スモール) → 幅が細いため、指への圧迫感が少なく、普段のリングサイズ(号数)と同じものを選んで問題なし
MM(クラシック) → 幅がやや広く、着けたときに密着感が増すため、ぴったりめが好みなら通常サイズでOK
LM(ラージ) → 最も幅が広いため、指との接触面が増え、タイトに感じやすい。0.5号~1号大きめを選ぶと快適に着用できる
また、同じ幅のリングでも、リングのデザインによってフィット感が異なることがあります。
トリニティリングは、3本のリングが連なっているため、一般的な単体リングよりもややタイトに感じやすい構造になっています。
指の形に合わせた選び方
指の形によって、似合うリングの幅や着け心地が変わります。自分の指の特徴を理解し、最適な幅を選ぶことが重要です。
指が細い人
指が細い人は、リングの幅が広いと指を圧迫し、違和感を感じることがあるため、SMサイズのような華奢なデザインが最適です。
細い指に対して幅が広すぎるリングを選ぶと、指が短く見えることがあるため注意しましょう。
おすすめ:SM(スモール)サイズ
標準的な指の太さの人
指が細すぎず太すぎない人は、どの幅でもバランスよく着用できます。ファッションや好みに応じて幅を選ぶのがポイントです。
シンプルな装いが好きならSM、適度な存在感を求めるならMM、ボリューム感を出したいならLMを選ぶとよいでしょう。
おすすめ:SM・MM・LMどれでもOK(好みや用途に応じて選ぶ)
指が太めの人
指が太めの人は、細いリング(SMサイズ)を選ぶと指とのバランスが取りにくく、指が強調されて見えてしまうことがあるため、MMやLMのようにしっかりとした幅のあるデザインが似合いやすいです。
幅の広いリングを選ぶことで、指がすっきりと見え、バランスの良い印象になります。
おすすめ:MM(クラシック)またはLM(ラージ)サイズ
着用シーンに応じた選び方
リングは日常的に身に着けるものなので、ライフスタイルや着用シーンに合った幅を選ぶことも大切です。
普段使い・仕事で着ける場合
日常的に着ける場合は、動きやすさや快適さを重視することがポイントです。
幅が広すぎると、指の動きを妨げたり、違和感を感じることがあるため、SMやMMのようにバランスの取れたサイズを選ぶのがおすすめです。
フォーマルな場や特別な日に着ける場合
結婚式やパーティーなどのフォーマルな場では、存在感のあるジュエリーが映えるため、LMサイズが適しています。
幅が広いリングは、手元を華やかに見せ、フォーマルな装いを格上げしてくれます。
重ね付けを楽しみたい場合
トリニティリングは、他のリングと重ね付けすることで、よりおしゃれなコーディネートが楽しめます。
重ね付けする場合は、幅の細いSMサイズを選ぶと、他のリングとバランスが取りやすくなります。
ヴィンテージ品と現行品の違い
カルティエのトリニティリングは、長い歴史の中で何度かマイナーチェンジが行われており、ヴィンテージ品と現行品では刻印やデザインに違いがあります。
中古市場で購入する際は、こうした違いを知っておくことで、自分に合ったアイテムを選びやすくなります。
刻印の違い
トリニティリングの刻印は、製造年代によってデザインが異なるため、購入時のチェックポイントの一つになります。
現行モデル
- 「Cartier」のみが刻印されている
- シンプルで洗練されたフォントを使用
過去のモデル(ヴィンテージ品)
- 「Must de Cartier(マスト ドゥ カルティエ)」と刻印されているものがある
- 刻印の位置や字体が異なる場合がある
ヴィンテージ品は、刻印のスタイルが現行品とは異なり、よりクラシックな雰囲気を持つデザインが魅力です。
デザインや仕上げの違い
ヴィンテージ品と現行品では、ゴールドの色味やリングの仕上げにも違いが見られます。
現行モデル
- 磨きがかかったツヤのある仕上げ
- 3つのリングが均等にまとまりやすい
過去のモデル(ヴィンテージ品)
- 長年の使用による味わい深い風合いが出ているものが多い
- モデルによっては、現行品と比べてゴールドの色味が異なることがある
- 3つのリングがやや緩めのデザインになっているものもある
ヴィンテージ品の魅力は、経年変化による風合いや、現行品にはないクラシックなデザインを楽しめる点にあります。
新品にはない、唯一無二の個性を求める方には特におすすめです。
トリニティシリーズのその他の人気アイテム
カルティエのトリニティシリーズには、リング以外にもネックレス、ピアス、ブレスレットなどのアイテムが展開されています。
どれもトリニティリングと同じ3色のゴールドを使用したデザインで、リングとセットで身に着けることで、より洗練されたコーディネートを楽しめます。
トリニティ ネックレス
トリニティリングのデザインをそのままペンダントに落とし込んだネックレスです。
ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3色が織りなす美しい輝きが特徴です。
シンプルなデザインながら、首元を華やかに演出するため、日常使いはもちろん、フォーマルなシーンにも適しています。
トリニティ ピアス
トリニティリングのデザインをモチーフにしたピアスです。
シックで上品な印象を与えるデザインで、特にクラシカルなスタイルやエレガントな装いと相性が良いアイテムです。
スタッドタイプとフープタイプがあり、シーンに応じて選ぶことができます。
トリニティ ブレスレット
トリニティリングのデザインをブレスレットに落とし込んだアイテムです。
華奢なデザインのものから、存在感のあるものまで幅広く展開されており、リングとセットでコーディネートすると統一感が生まれます。
シンプルなファッションにも馴染みやすく、腕元に上品なアクセントを加えてくれるジュエリーです。
カルティエのトリニティシリーズは、どのアイテムもリングと同じコンセプトでデザインされているため、セットで身に着けることで統一感のある洗練されたスタイルを演出できます。
リングだけでなく、ネックレスやピアス、ブレスレットも合わせて検討してみるのもおすすめです。
トリニティリングを中古市場での購入するときのポイント
サイズ(幅)変更ができないことを理解する
トリニティリングは、3本のリングが一体となった特殊な構造のため、一般的な指輪のようにサイズ直しをすることができません。
購入前には、自分の指のサイズと、リングの幅によるフィット感を考慮し、適切な号数を選ぶようにしましょう。
リングの状態をしっかり確認する
中古品のトリニティリングは、使用状況によって状態が大きく異なります。
特に以下のポイントを確認しましょう。
リングの歪みがないか、3本のリングがスムーズに動くかをチェックすることが大切です。
また、表面に深い傷やへこみがないか、刻印がしっかりと残っているかも確認ポイントになります。
摩耗が進んで刻印が薄くなっているものもあるため、できるだけ状態の良いものを選ぶと安心です。
キングラム ラグジュアリーストアなら安心して購入可能
「キングラム ラグジュアリーストア」では、人気ハイブランドのバッグ・時計・ジュエリーを幅広く取り揃えています。
オンラインショップでは毎日新商品が更新されており、豊富なラインナップの中からお気に入りのアイテムを探すことができます。
また、気になる商品を最寄りの店舗に取り寄せることができるため、実際に手に取って確認してから購入することが可能です。
サイズ感やフィット感を確かめたい方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
まとめ
カルティエのトリニティリングは、デザイン性と品質を兼ね備えた一生モノのジュエリーです。
SM・MM・LMの3種類のサイズから、自分に合ったものを選び、特別な一本を手に入れましょう。