カルティエを代表するジュエリーのひとつ、「ラブリング」。
その洗練されたデザインと想いが込められた背景から、今もなお多くの人々に選ばれ続けています。
とはいえ、ラブリングにはサイズや幅のバリエーションが豊富にあり、実は「どれが自分に合うのか分からない…」と迷ってしまう方も少なくありません。
また、スタンダードなリング以外にも、希少な限定モデルや、ペンダントトップとしても使えるユニークなデザインが揃っており、選び方に個性が出るのも魅力のひとつです。
本記事では、ラブリングの誕生背景や想いに触れながら、サイズの選び方や各モデルの違い、そして代表的なバリエーションの特徴までを、丁寧に解説していきます。
一生をともにしたくなる“私だけのラブリング”を見つけるヒントになれば幸いです。
この記事の目次
カルティエ「ラブリング」とは?永遠の絆を象徴するアイコンジュエリー
カルティエのラブリングは、ただのファッションジュエリーではありません。
「愛は永遠に続くもの」というメッセージを、リングという小さなフォルムに込めた、深い想いの宿るジュエリーです。
ふたりの絆をリングに込めて
ラブリングは、1970年代にニューヨークで誕生した「ラブコレクション」の一部として展開されてきました。
ネジを模したモチーフが特徴で、そこには“絆をロックする”という意味が込められています。
本来の意味はラブブレスと同様、パートナーとのつながりを象徴するものでありながら、現在では自分へのご褒美や人生の節目にもふさわしい一本として愛されています。
デザインが語る“永遠の愛”
ラブリングの象徴ともいえるビスモチーフは、「ずっと手放さない愛」や「いつまでも続く関係」の象徴。
シンプルながらエッジの効いたフォルムが、クラシカルな雰囲気の中に、現代的な洗練さを感じさせてくれます。
ラブリングのサイズと幅の違い|自分に合うデザインの見つけ方
ラブリングには、リング幅によって印象が大きく変わるモデルが揃っています。
手の大きさや指の長さ、重ねづけするかどうかによって、ぴったりの幅は異なります。
このセクションでは、ラブリングにおける幅の違いや、モデルごとの印象の違いについて、わかりやすくご紹介していきます。
スタンダードモデルのラインナップ:スモール〜ラージまで
スモールモデル(約2.6mm)
控えめで繊細な印象。ミニマルで華奢な雰囲気は、重ねづけにもぴったり。
リング初心者や日常使いに取り入れたい方におすすめです。
ミニモデル(約3.6mm)
華奢すぎず、存在感も控えめすぎない絶妙なバランス。
「さりげなくラブリングを身につけたい」方にぴったりのモデルです。
ウェディングモデル(約4.0mm)
ラブリングの象徴であるビスモチーフに、8石のダイヤモンドをあしらった特別なモデル。
すっきりとしたシルエットに、ダイヤモンドの輝きが上品に映えるデザインです。
クラシックモデル/通常サイズ(約5.5mm)
ラブリングといえばこれ、といわれる定番サイズ。
程よいボリューム感で、単体でも手元にしっかりとした存在感を演出できます。
ラージモデル(約11.0mm)
圧倒的な幅感で、ファッションの主役になる一本。
モード感や個性を重視したい方にぴったりのラブリングです。
着け心地・印象の違いを楽しむ
- スモール・ミニ:軽やかで繊細な印象。重ねづけや日常使いに◎
- ウェディング・通常サイズ:バランスの良さが魅力。使いやすさと存在感を両立
- ラージ:大胆でインパクトのあるデザイン。特別なシーンやファッション性重視の方に
幅の違いで印象が大きく変わるラブリング。自分のスタイルに合わせた幅を選ぶことで、より“似合う”一本が見つかります。
ラブリングのサイズ選びのポイント|ぴったりの一本を見つけるために
せっかく選ぶ特別なリングだからこそ、「サイズ選びで失敗したくない」と思う方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、ラブリングを自分の指にぴったりフィットさせるための選び方を、わかりやすく解説していきます。
サイズは「リング号数」が基準に
カルティエのリングは、日本のサイズ表記(号数)に近い感覚で展開されています。
幅が広いほど、通常よりもやや大きめを選ぶのが一般的です。
サイズ選びの目安
- スモール/ミニ/ウェディング:普段のリングサイズとほぼ同じか、+0.5号程度
- 通常サイズ(5.5mm)以上:普段のサイズより**+0.5〜1号**大きめが◎
- ラージ(11mm):+1〜1.5号を目安に試着がおすすめ
正しい測り方とおすすめの選び方
- 指の関節と指の根元両方を測る(関節が太い方は、そこを基準に)
- 気温や時間帯によってサイズが変わることもあるため、午後〜夕方に測定すると安定しやすい
- 実店舗での試着が理想的。特にラージサイズは、着け心地のチェックが重要です
人気サイズの傾向
- 女性に人気:10号前後(リング幅により±調整)
- 男性に人気:16〜20号
指の太さやファッションの好みによって選び方は人それぞれですが、「重ねづけをしたい」「ペアで揃えたい」といった用途も考慮すると、より満足のいく一本に出会えるはずです。
ラブリングの個性派ラインナップ|定番以外の魅力的なモデルたち
カルティエのラブリングには、定番モデル以外にも、遊び心や仕掛けを備えた個性的なバリエーションが存在します。
どれも“ラブ”のコンセプトを大切にしながら、独自の魅力を持った特別なリングです。
アストロラブリング
アストロラブリングは、1999年のクリスマス限定モデルとして登場した希少なデザインです。
リングの中心部分に切れ目があり、形を変形させることができるというユニークな構造が特徴。
手元に着けるだけでなく、チェーンに通してネックレスとして使うこともでき、ひとつで2通りの楽しみ方ができるのが魅力です。
その独創的な構造と希少性から、今ではコレクターズアイテムとしても高い人気を誇っています。
シークレットラブ リング
シンプルな見た目とは裏腹に、隠された仕掛けを楽しめるのがシークレットラブリングの魅力です。
外側と内側のリングが二重構造になっており、回転させることで表情を変えることができます。
まるで“ふたりだけの秘密”のような仕掛けは、名前の通り“シークレット”な愛を象徴しているかのよう。
ネックレストップとしても使えるため、ライフスタイルや気分に合わせた使い方ができる点も嬉しいポイントです。
ビーラブリング
2本のラブリングが重なり合ったようなデザインで構成されたビーラブリングは、立体的で動きのある印象が特徴的です。
指先に自然なボリューム感を与えてくれるだけでなく、コンビカラー(ホワイト×イエローゴールドなど)の展開もあり、華やかさと上品さを兼ね備えています。
「重ねづけ風」のデザインながら一本で成立するので、シンプルなコーディネートのアクセントにもぴったり。ラブリングの魅力をダブルで楽しみたい方におすすめのモデルです。
ラブリングに関するよくある質問|選ぶ前に知っておきたいこと
初めてラブリングを購入する方にとって、不安や疑問はつきもの。
ここでは、実際によくいただく質問をまとめました。
Q. ラブリングは日常使いできますか?お手入れは必要?
カルティエのラブリングはしっかりとした作りと素材で、日常使いにも安心です。
ただし、細かな傷やくすみを防ぐためには、以下のようなケアを心がけましょう:
- 着用後は柔らかい布で軽く拭く
- 強い摩擦や衝撃を避ける
- 定期的に店頭でのクリーニングサービスを活用する
長く愛用するには、ちょっとした気遣いが大切です。
Q. サイズ感が心配です。リングのサイズ選びのコツは?
ラブリングはリング幅によって着け心地やフィット感が異なります。
幅が広くなるほど、普段のサイズよりハーフサイズ〜ワンサイズ大きめを選ぶ方がフィットしやすいことも。
できれば、実際に試着して比較することをおすすめします。
また、指のむくみや季節変化も考慮しておくと安心です。
Q. 将来、家族に譲ることも考えています。どのモデルが良いですか?
「長く愛される定番モデル」や「飽きのこないデザイン」を選ぶと、次世代にも受け継ぎやすくなります。
- スタンダードな通常サイズやウェディングモデル
- 記念性があるならアストロラブリングなどの限定モデル
購入時の保証書・箱・付属品を保管しておくことで、資産価値も保ちやすくなります。
まとめ|ラブリングをもっと自分らしく楽しむために
カルティエのラブリングは、時を超えて多くの人の心に寄り添ってきた名品ジュエリーです。
ただのリングではなく、大切な想いや物語を“形”にしてくれる存在。
幅やデザインの違いを知ることで、自分にぴったりの一本を選ぶことができるようになります。
ぜひ、ライフスタイルや価値観に合ったラブリングを見つけて、自分らしいおしゃれを楽しんでみてください。
ラブリングとあわせてコーディネートしたい方には、ラブブレスのサイズ選び&モデル解説もおすすめです。
手元全体で“ラブシリーズ”を楽しみたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
キングラム ラグジュアリーストアでは、ラブブレスやその他カルティエのジュエリーを豊富に取り揃えています。
オンラインショップでは毎日商品を更新中。
気になるアイテムは、お近くの店舗に取り寄せて実 物を確認することもできますので、安心してお買い物をお楽しみください。